店主の鈴木(@beetland_kazu)です。
外国産のカブトムシやクワガタが輸入できるようになり、多くの種類を飼育できる現在でも不動の人気を誇るのが国産オオクワガタです。
ブリーダーさんも多く、大人にも子供にも変わらず人気のクワガタです。
黒いダイヤと呼ばれた時代のオオクワガタ

一昔前、オオクワガタは「黒いダイヤ」とも呼ばれ、65ミリを超えると20万以上で取引がされていました。
当時は飼育方法が確立されておらず、野外採集も困難だったためですね。
なんと・・・1ペア1,000万で販売されていたこともあるようです。
今も、ミヤマクワガタやノコギリクワガタなどと比べ、大型のオオクワガタを採集するのは難しいクワガタです。
しかし、オオクワガタは比較的ブリードがしやすいため、当時のオオクワブーム以降からブリーダーさんがとても多くなりました。
そのため、今では昆虫ショップやオークションサイトなどでも購入はしやすくなっています。
野外採集されたオオクワガタの価格相場は?

オオクワガタの価格は基本的にはサイズによって大きく変わります。
ワイルド個体(野外採集)ではオスで65ミリ、メスで40ミリを超えると大型とされ、とても希少な個体になります。
野外採集の大型個体は、1ペア5万円〜10万円ほどの値段でも取引がされています。
オオクワガタの飼育個体の価格相場は?
野外採集のオオクワガタに対して、ブリーダーさんが飼育したオオクワガタはサイズの大型化が進んでいます。
ギネスはなんと、90ミリオーバーです。
飼育個体になると、オスは80ミリ、メスは50ミリを超えると大型個体とされ、1ペアで3万円〜でも取引がされています。
次世代以降で90ミリオーバーを狙えそうな優良な血統であれば、5万円〜10万円と高値がつくケースも。
逆に言えば、飼育個体で70ミリ台になると1万円あればお釣りがくるほど値段は下がってきています。
野外では70ミリを超えるオオクワガタの採集はとても困難ですが、飼育個体のオオクワガタであれば70ミリオーバーでも比較的手にしやすいわけです。
初めてのオオクワガタは70ミリオーバーがオススメ

以上の価格相場をまとめると、オオクワガタ飼育をこれから楽しみたい方にはブリーダーさんが飼育された個体の70ミリオーバーが狙い目です。
70ミリを超えると、十分にオオクワガタらしいサイズ感も楽しめて、1万円〜2万円の予算で探すことができます。
死着保証のないオークションなどで探せば、1万円以内でも出品がされています。
血統背景がよければ、次の世代以降で80ミリ越えの可能性もありますので、ブリードにて次世代への楽しみもありますね。
当店でも、できる限り70ミリオーバーの優良血統オオクワガタをラインナップしたいと思っています。
ぜひ、チェックしてくださいね♬
・昔は希少価値が高く、65ミリオーバーでも高額で取引されていたよ。
・今はブリーダーさんが多く、80ミリオーバーも手にできるよ。
・70ミリオーバーのブリード個体(目安1万円〜)が狙い目だよ。